銀歯を白くしたいけど、ホワイトニングで白くなるのか、費用はどのくらいかかるのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
銀歯の見た目に悩んでいる方へ、銀歯を白くする方法や費用、治療方法、メンテナンスについて解説します。
ホワイトニングで銀歯は白くなる?
残念ながら、銀歯はホワイトニングで白くすることはできません。
ホワイトニングは、歯の表面に薬剤を塗布することで、歯の内部の着色を分解し、白くする方法です。
しかし、銀歯は金属でできており、ホワイトニングの薬剤が浸透しません。
そのため、銀歯をホワイトニングしても、白くすることはできません。
銀歯を白くするには、以下のような治療が必要です。
1: セラミック治療
セラミックは、天然歯に似た美しい白さを再現できる素材です。
銀歯と同じように被せられますし、歯の色に合わせて白さを調整することも可能です。
2: コンポジットレジン
コンポジットレジンは、プラスチックとガラスの粉末を混ぜて作った歯科用素材です。
セラミックと比べて費用が安く、歯の色に合わせやすいという特徴があります。
ただし、セラミックに比べて強度が劣るため、噛み合わせや使用状況によっては、摩耗や破損が起こる可能性があります。
銀歯を白くする費用は?
銀歯を白くするには、セラミック治療かコンポジットレジン治療が必要になります。
1: セラミック治療の費用
セラミック治療は、保険適用外のため、自費診療となります。
費用は、素材の種類や治療部位によって異なりますが、詰め物であれば1本あたり約40,000円〜80,000円、被せ物であれば1本あたり約80,000円〜200,000円が相場です。
2: コンポジットレジン治療の費用
コンポジットレジン治療は、保険適用が可能な場合もあります。
保険適用であれば、1本あたり約1,500円〜2,000円程度で治療できます。
しかし、強度を高めた自費診療のコンポジットレジンを選択することも可能です。
その場合は、1本あたり約10,000円〜30,000円程度になります。
3: メンテナンス費用
セラミック治療やコンポジットレジン治療後も、定期的なメンテナンスが必要です。
歯石や歯垢を除去するクリーニングは、保険適用であれば2,000円程度、歯周病チェックなども含めたクリーニングであれば3,500円程度必要になります。
メンテナンスの頻度は患者さまによって異なりますが、2〜3か月に1回程度が目安です。
まとめ
銀歯を白くするには、ホワイトニングではなく、セラミック治療やコンポジットレジン治療が必要になります。
セラミック治療は、審美性に優れていますが、費用が高額になります。
コンポジットレジン治療は、セラミック治療よりも費用が安く、歯の色に合わせやすいですが、強度が劣ります。
どちらの治療方法を選ぶかは、予算や希望する白さ、耐久性などを考慮して決めましょう。
銀歯を白くすることで、自信に満ちた笑顔を手に入れましょう。