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歯が尖ってる!その原因と治療方法について解説

犬歯が尖って見える、いわゆる「八重歯」は、見た目だけでなく、噛み合わせにも影響を与え、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。
この記事では、犬歯が尖る原因から、八重歯の治療方法まで、詳しく解説していきます。

犬歯が尖ってる原因

犬歯が尖って見える原因は、様々です。
代表的な原因を5つに分けて解説していきます。

1: 顎の成長不足

顎の骨の成長が不足すると、歯が生えるスペースが狭くなり、犬歯が本来の位置に並んで生えることができず、前に押し出されてしまいます。
これが、八重歯の原因となります。

2: 噛み合わせの悪さ

噛み合わせが悪いと、犬歯に負担がかかり、すり減って尖って見えることがあります。
特に、奥歯がしっかり噛み合わずに、犬歯だけが強く噛み合ってしまうような場合は、犬歯の摩耗が進んで尖る可能性があります。

3: 乳歯が早く抜けた

乳歯が早く抜けてしまうと、永久歯が生えるスペースに周りの歯が寄ってきてしまい、犬歯が生えるスペースが狭くなることがあります。
その結果、犬歯が前に押し出され、八重歯になる可能性があります。

4: 歯が大きい

歯のサイズが顎のサイズに対して大きい場合も、歯が綺麗に並ばずに八重歯になることがあります。
これは、歯が大きすぎることで、犬歯が他の歯と重なり合ってしまい、尖って見えるためです。

5: 遺伝

歯の大きさや形は遺伝の影響を受けます。
犬歯がもともと尖りやすい遺伝子を持っている場合、八重歯になりやすいと言われています。

犬歯が尖っている八重歯は治療すべき?

八重歯は、見た目だけでなく、犬歯本来の機能を阻害する可能性があるため、早めの治療がおすすめです。

1: 噛み砕く機能の低下

八重歯は、犬歯本来の役割である「噛み砕く」機能を阻害する可能性があります。
犬歯が本来の位置に並んでいないため、奥歯でしっかり噛み砕くことができず、消化不良を起こしやすくなってしまうのです。

2: 胃腸への負担増加

噛み砕く機能が低下すると、消化不良を起こしやすくなり、胃腸への負担が増加します。
その結果、消化不良による腹痛や便秘などの症状が現れる可能性があります。

3: 顎のずれ

噛み合わせが悪いと、顎がずれてしまう可能性があります。
顎のずれは、顔の歪み、肩こり、頭痛などの原因にも繋がります。

4: 口腔内の衛生面

八重歯は、歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすいという特徴があります。
そのため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

八重歯は、見た目よりも、犬歯本来の機能を阻害する可能性があるため、早めの治療をおすすめします。

まとめ

この記事では、犬歯が尖る原因と、八重歯の治療について解説しました。
犬歯が尖って見える原因は、顎の成長不足、噛み合わせの悪さ、乳歯が早く抜けたこと、歯が大きいこと、遺伝など、様々な要因が考えられます。
八重歯は、見た目だけでなく、噛み砕く機能の低下、胃腸への負担増加、顎のずれ、口腔内の衛生面など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
八重歯が気になる場合は、早めに歯科医院を受診して相談することをおすすめします。