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歯のひび割れ治療は怖い?原因と治療法を徹底解説!

「最近、歯がちょっとしみるなぁ」「熱いものがしみるようになった」「何か硬いものを噛むと痛む」
このような症状を感じたら、歯のヒビ割れを疑いましょう。

歯のひび割れは、放置すると神経まで達し激しい痛みや抜歯に至る可能性もある怖い症状です。
しかし、初期段階であれば適切な治療で歯を残せる場合もあります。

この記事では、歯のひび割れの原因や治療法を解説し、あなたが安心して適切な治療を選択できるようになることを目指します。

歯のひび割れはどんな時に危険?

歯のひび割れは、放置すると様々なリスクを伴います。
具体的には以下の様なことが考えられます。

1:神経への影響


歯のヒビ割れが進行すると、神経にまで達し、激しい痛みを引き起こします。

2:感染症のリスク


神経に達したヒビ割れは、細菌感染を起こしやすくなります。
感染症が進行すると、膿が溜まり、歯根の炎症や骨の溶解を引き起こす可能性もあります。

3:抜歯の可能性


ひどい場合は、歯の根が折れてしまうこともあります。
そうなると、抜歯せざるを得ないケースもあります。

4:見た目への影響


歯のヒビ割れは、見た目に影響を与えることもあります。
特に前歯の場合は、見た目が気になる方も多いでしょう。

歯のヒビ割れは、初期段階であれば適切な治療で歯を残せる可能性が高いです。

歯のひび割れを原因別に治療法をチェック!

歯のヒビ割れの原因は様々です。
ここでは、代表的な原因別に適切な治療法をご紹介します。

1:年齢による摩耗


加齢によって歯のエナメル質が薄くなり、ヒビ割れが起こりやすくなります。
これは自然な現象なので、過度に心配する必要はありません。

2:歯ぎしり・食いしばり


睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、歯に大きな負担をかけ、ヒビ割れの原因となります。

3:差し歯などによる耐久性の問題


虫歯治療や神経をとる処置、根管治療を行った場合、被せ物や詰め物で歯があるように見えますが、実際の歯はほとんど残っていないことがあります。
そのため、噛む力が歯にかかりやすく、ヒビ割れを起こしやすくなります。

4:エナメル質のひび割れ


エナメル質だけのひび割れであれば、経過観察で様子を見る場合が多いです。
しかし、歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、ナイトガードを作成して、歯への負担を軽減することが有効です。

5:象牙質までのひび割れ


象牙質にまで達したひび割れは、冷たいものがしみるといったの症状が出ることがあります。
この場合は、レジンでひびを埋めたり、根管治療を行う必要があります。

6:神経に達するひび割れ


神経にまで達したひび割れは、激しい痛みを伴います。
この場合は、根管治療を行い、神経を除去します。
神経を除去した後は、歯の強度を保つために、被せ物や詰め物を装着する必要があります。

7:歯が折れている場合


歯の根が折れている場合は、抜歯せざるを得ないケースが多いです。
しかし、歯冠部が折れている場合は、根管治療で歯を残せる可能性もあります。

8:歯の神経がない場合


歯の神経がない場合は、通常痛みはありません。

しかし、炎症が歯の根に拡大した場合には、歯の先端で膿瘍を形成して激しい痛みに襲われることがあります。
この場合は、根管治療を行い、炎症を抑えます。

歯のヒビ割れは、放置すると深刻な事態に発展する可能性があります。
気になる症状があれば、早めに歯科医院を受診して、適切な治療を受けてください。

まとめ

この記事では、歯のヒビ割れの原因と治療法について解説しました。

歯のヒビ割れは、放置すると神経まで達し激しい痛みや抜歯に至る可能性がある怖い症状です。
しかし、初期段階であれば適切な治療で歯を残せる場合もあります。

歯のヒビ割れは、年齢、歯ぎしり・食いしばり、差し歯など様々な原因によって起こります。
原因別に適切な治療法を選択することが大切です。