歯のサイズにコンプレックスを抱え、「歯を大きくしたい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
一口に歯を大きくしたい、と言っても、その理由は様々です。
本記事では、歯を大きくしたいと考える理由、そしてその治療法をご紹介します。

なぜ歯を大きくしたい？3つの主な理由

歯を大きく見せたいと考える背景には、主に以下の3つの理由があります。

1:矮小歯によるコンプレックス

生まれつき歯が小さい、いわゆる矮小歯は、乳歯にも永久歯にも起こりうる症状です。
原因は定かではないものの、遺伝やビタミンDの欠乏、歯の退化傾向によるものとされています。
特に前歯の両脇の側切歯や第三大臼歯(親知らず)に多く見られ、見た目のコンプレックスにつながります。
決して珍しい症状ではありません。

2:歯と歯の間に隙間がある

歯と歯の間に隙間があるすきっ歯は、正式名称だと空隙歯列（くうげきしれつ）と呼ばれています。
矮小歯や顎の大きさの不均衡、日常生活での悪い癖などが原因で生じることが多いです。
例えば、頬杖や指しゃぶり、うつ伏せまたは同じ姿勢で毎回寝ている方はすきっ歯に悩まされる傾向にあります。

3:歯列矯正後に隙間ができてしまった

歯列矯正を経て隙間が生じることがあり、それが見た目の悩みの原因となります。
原因は、動かした歯がもとに戻らないようにする器具である、リテーナーの不適切な使用です。

歯を大きく見せる3つの治療法

歯を大きく見せるための治療法には、以下の3つがあります。

ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、歯と同じ色のセラミックの板を貼り付ける治療法です。
歯を薄く削るだけなので、神経に影響が及ぶ心配はありません。
歯が元から小さい方や隙間が目立つ方に適しています。

ダイレクトボンディング

審美性に優れたプラスチック素材を用いて、歯の形や色を整えます。
即日での治療完了が大きなメリットですが、歯ぎしりで割れる可能性がある点には注意が必要です。

歯肉整形

上顎の歯茎を削ることで、歯を大きく見せる治療法です。
歯科麻酔を使用したうえでの治療なため、痛みは最小限に抑えられます。

まとめ

歯を大きく見せる方法は、個人の状態やニーズに応じて選択することが重要です。
矮小歯、歯と歯の間の隙間、歯列矯正後の隙間といった問題を改善し、自信を持って笑顔を取り戻せるようになります。

当院では、丁寧なカウンセリングのもと治療をさせていただきますので、お気軽にご来院ください。